衣装で1位のイタリア選手団

東京オリンピックが開幕しました!

開会式のイタリア選手団の衣装が話題になっています。

様々な国々のアプローチの中でも最も奇抜で、目を引いた明るいマークがイタリアの明るさをストレートに伝えてくるものと、取り上げられています。

開催地日本とイタリアの国旗の合体させたデザイン

国ごとに特色のあるユニフォームで入場する開会式ですが、イタリアは群を抜いて目を引くデザインでした。

ほとんどの国が、民族衣装もしくはスマートな自国デザインのユニフォームに合わせて、読者モデルのようなスタイルを見せつける入場シーン。

しかし、選手団の笑顔とユニフォームのデザインで「明るさと楽しさ」を一番アピールしたのはイタリアであると筆者も見ながら思いました。

1)エンポリオ・アルマーニのEA7がデザインしたユニフォーム

有名なファッションブランド、エンポリオ・アルマーニのスポーツラインである「EA7」によるデザインのイタリアユニフォームです。

イタリアの選手団の方々がニコニコと素敵な笑顔で登場した姿を見たときには、デザインと合わせて日本中が「おぉっ!」と沸き立ちました。

イタリアの国旗の柄と、日本の日の丸が綺麗に合体しているデザインは本当に明るいイメージがあります。

2)表彰台用のユニフォームも、色違いの同デザイン

こちらもダークネイビーを主体のユニフォームですが、良い笑顔を引き立てるデザインと思えます。

実際は、何を着ても絵になるような皆様ではありますが、このデザインを敢えて着てくれていることに日本人としてありがたさを感じてしまうものです。

しかし、画像の通り美女美男子の揃った国ですね。

筆者は夫婦で、本当にアスリートなのだろうかと疑いの目で見てしまっておりました。

3)イタリアの足技が光ったテコンドー

7月24日、イタリア代表であるビト・デッラクイラ選手がテコンドーで金メダルを獲得しました。

足技を輝かせる技術は、サッカーだけではなかったということですね。

年齢はなんと20歳というとても若手の男性であり、これから先のテコンドー業界を代表する選手となっていくのでしょう。

実は、イタリア本国はサッカーUEFAヨーロッパ選手権が気になっている?

これは残念ながら事実とも言えるかも知れません。

何せ国技に等しいサッカー世界での欧州トップを決める大きな大会です。

日本では、オリンピックに沸き立っているところではありますが、そこは国ごとに異なります。

しかし、オリンピックはオリンピックで、先ほどのテコンドーや、射撃などでもめざましい活躍を見せているイタリア。サッカー以外の輝きにも目を光らせてみてはいかがでしょうか。

どこかのCMのキャッチフレーズではありませんが、まさに「だけじゃない、イタリア」。

見所が沢山あります。

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☆トマトのおいしい季節

☆イタリアのセリエCをご存じですか?

☆イタリアと言えばフィレンツェ。街から学ぶアート

トマトのおいしい季節

イタリアといえば、イメージにぴったり合う野菜としてトマトがよく上がります。

実際、ピザやパスタなどでトマトをイメージする日本人は沢山いて、それらの料理を口にする時にはくっついていて当然のものと考えます。

夏の野菜、トマトについて掘り下げてみました。

イタリアから食用としてヨーロッパに広がったトマト

元は南アメリカのアンデスが原産地でもあるのですが、16世紀のスペイン人が種を持ち帰ったものが始まりとされています。

しかし、この時点では、どうやら「観賞用」であり、食用ではなかったとのこと。

18世紀にイタリアの貧困層に当たる人が、食用に利用し始めたことがきっかけにヨーロッパ中に広まったようです。

1)赤いトマトで健康維持

トマトに含まれるリコピンが、がんに有効であるという説があり、この研究をきっかけに様々なトマトの薬効が調査されています。

中には、同様にトマト含有の「13-オキソ-9,11-オクタデカジエン酸」に血液中の脂肪を増やさないようにする抑制効果もあるのではといわれています。

他にも、果実を食べると糖尿病への効果まであるといわれているため、詳細はそれぞれ確定しているものでありませんが、「美味しくて体に良いもの」としてずっと愛されています。

これらの健康的なお話に加えて、「ダイエットに効果がある!」という噂も流れたことから、一時期店頭からトマトジュースが軒並み無くなってしまうという珍事件もありました。

2)トマトの旬は6月~9月

まさに夏野菜のトマトですが、旬に一番旨味が溢れた味わいを楽しむことができます。

シンプルにかぶりつくのもありですが、おすすめは冷やしたトマトに塩を軽く振ってみてください。

おつまみにもおやつにもピッタリの味わいです。

イタリアのそれに習ってオリーブオイルを掛けてみるのも、豊かな風味が楽しめて良いかもしれません。

日本では生食が主流ですが、海外ではトマトに火を通す形でも利用しており、その使い方は多様な種類のものがあります。レシピを眺めてみるだけでも、新鮮な気分になれるでしょう。

3)日本で食用となったのは明治以降

この美味しいトマトが日本で食用となったのは、明治以降となります。

ヨーロッパ同様、当初は「観賞用」とされており、しばらくは忌避されていました。

しかし、明治を過ぎて昭和になるころには、一般的にもそのおいしさが広まり、様々な栽培方法で取り扱われるようになりました。

現在はハウス栽培で、おいしいトマトを作ろうとしている農家が沢山あります。

水の与え方一つにも工夫を凝らし、より甘くおいしいトマトを作って地元の名産にしようと考える農家もいるほどです。

トマトで感じる夏の気持ちよさ

トマトは今や全世界で愛される美味しい野菜です。

日本でも様々な形で食べられており、健康にもとても有効であると考えられていることから老若男女問わず重宝されています。

改めて、今期の夏をしっかりと味わってみるためにも、まだ食べていらっしゃらない方はトマトを買いに行ってみましょう。

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☆イタリアのセリエCをご存じですか?

☆イタリアのビールで若い力の補給

☆イタリアの金属と食器

イタリアのセリエCをご存じですか?

日本時間の今朝、UEFA EURO2020(欧州選手権)でイタリアがイングランドを下し優勝しました!

1-1でPK戦に持ち込まれ、決勝として非常非常に見ごたえのある試合でした!!

・・・さておき、本題です。イタリアのセリエCって何だろう、とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。

セリエCとはイタリアにおけるプロの上から3番目のリーグのことです。

ワールドカップも近くなっていますので、お茶の間の楽しみを更に広げてみましょう。

イタリアのセリエCの所属チーム

セリエCは2018年時点で、所属チームはなんと60チームにのぼる巨大リーグです。

この中から2チームだけが昇格してセリエBに上がります。

3部リーグではあるのですが、ご当地チームを応援する地元の期待と楽しみは侮ることはできません。

1)なぜチーム数が恐ろしく多いのか

セリエBでは所属チームは20チーム、セリエAでも同様に20チームなのに、なぜセリエCでは60チームなのか。

これには理由があり、セリエAのトップチームなどにおける俗に言う”2軍"にあたるセカンドチームもセリエCへの参加が2018-2019シーズンにおいて認められたことが理由です。

これまで、日の当たらない影の努力を重ねてきた人たちが、3部リーグから満を持して参戦することになりました。

2)キーポイントはU-23とユベントス

イタリア・トリノを本拠地とするユベントスの23歳以下のセカンドチームが、2018年にセリエCに名乗りを上げたことが話題にあがりました。

名前もU-23ユベントスというチーム名で、リーグに参加するセカンドチームとして初のチームでもあります。

実際のところは有能な若手選手の引き抜き防止、という切ない理由も上げられるようですが、3部リーグが更に白熱する大きな理由ともなりました。

3)日本における3部リーグ

日本では上から3番目となるとJ3リーグにあたります。

実際のサッカーの技術レベルはどのくらい異なるかは少々触れづらい点もありますが、ここ数年で飛躍的に技術力が向上している日本ですので、とても楽しみがいがあるでしょう。

応援する地元愛が伝わる点も、セリエC同様とても楽しめます。

地元愛を深めてより楽しめるサッカーを

自身で行っても楽しいサッカーではありますが、ルールを知り観戦することでもとても楽しめます。

どんな試合になるのか、予想を立てることがとても楽しいことから"監督としてプレイするテレビゲーム"や"TOTO"というサッカーくじまで出るようになりました。

たまにはテレビでサッカー観戦をして一日を過ごしてみても良いかもしれません。

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☆おうち時間を楽しむための、ニュースタイル!

☆イタリアの金属と食器

☆高級家具ブランド・イタリア発の名メーカー

イタリアの金属と食器

北イタリアは職人の街であり、家具も金属で作られる食器も歴史深いものです。

今回はイタリアの金属食器について触れてみます。

イタリアの金属加工と食器の歴史

イタリアの金属加工業は、昔ながらの職人による技術で磨かれてきました。

それではそもそもいつから、金属加工を行うようになったのでしょうか。

1)イタリアの贈り物にも使われている金属食器の初め

成り立ちそのものは不祥ですが、12世紀ごろに食事を切り分けるための大きなナイフが登場、スプーンについては形状そのものは古代エジプトの時代より使われていた跡があるものの、金属スプーンとして使われるようになったのもの15世紀ごろからだそうです。

そして、フォークは遡れば11世紀に、イタリアはベネチアにてビザンチン帝国のお姫様が食事の時にフォークを持参してきて使ったことから広まっていったという説があります。

いずれにせよ、スタートは古くはっきりと"いつから"とは決まったいないようです。

2)コース料理に欠かせない三種の神器

ナイフ、スプーン、フォークはフレンチやイタリアンでのコース料理には欠かすことのできない三種の神器です。

これらは意外と直近の歴史で生まれており、主だって使われるようになったのは19世紀からとなります。

それぞれで、"意味の深い道具"であったため庶民的にも使われるまでに時間がかかったとのことです。

イタリアの金属食器の贈り物

イタリアメーカーのものでは現在、ステンレス製の金属食器がその美しさと使いやすさから世界で好まれ利用されています。

様々な金属食器を好んで利用している中で、是非とも贈答用に贈ってあげたいとも思えるものばかりです。

ここでは簡単に、贈答品としての金属食器ついて触れてみます。

1)贈り物のセット数に注意

今回触れているフォークやスプーンなどといったカトラリーセットを早速贈答品として取り扱う場合には、「割れやすい数」である偶数でのセットを送ってはいけませんとされてきました。

また、ナイフ(包丁など)は「(縁を)切る」という言葉遊びではありますが、忌避されるものであるため、注意が必要とされてきましたが、昨今では「未来を切り開く」という前向きな意味合いでも好まれているそうです

2)イタリア北部の職人技術

北イタリアは冒頭でも触れているように、技術職人の多い町です。

古い時代から受け継がれてきたやり方を大事にしながら、新しいやり方で使いやすいきれいなアイテムを作り上げています。

それは金属はもちろん、木材の加工技術でも丁寧に仕上げて、持つ人が皆納得できるだけのレベルで売り出されるものばかり。

目で見れば、職人がどれだけこだわっているのかということが一目でわかる品物で溢れています。

イタリアの金属も木材も熟練職人の手で輝いています

ありふれたアイテムでありながらも、思っている以上に歴史のあるものがとても多いものです。

普段何気なく利用している食器なども、実はどこかの有名メーカーで作られたものかもしれません。

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☆インテリアブランド、イタリア職人メーカー9選!

☆イタリアのビールで若い力の補給

イタリアのビールで若い力の補給

イタリアといえばビール、とは恐らく誰も考えてはいないでしょう。

やはりワインがメジャーどころであることは間違いありません。

しかし、イタリアの若者達の間では好んで飲まれているお酒でもあるのです。

イタリアビールの歴史

現在のピエモンテ州にて紀元前560年の古墳からビールの痕跡が発見されたことが最古の記録です。

実際には、ローマで飲まれているといった文献などは見つかっておらず、少量のみ製造されていたと推測されています。

他の記録では15世紀にミラノ公ルドヴィーゴ・スフォルツァ(レオナルド・ダヴィンチの最初のパトロンとなった人)が、自身の結婚式にてビールをふるまったという記録が残っております。

しかし、国内の正式な製造他、国民が飲むものとして広まったのは1859年からという歴史があります。

浅いとはいえ、それでも100年以上の歴史がイタリアのビールに詰まっています。

1)イタリアのビール消費量

イタリア国内におけるビールの消費量は年間おおよそ30リットル。イギリスやドイツの国内消費量と比較すると3分の1程度です。

しかし、若い世代にはとてもウケがよく、ビレリアBirreriaと呼ばれるビールバーでピッツァを食べながら飲んたりもします。ピッツァを食べるときはビール!と決め込んでいる人もいます。

様々なビールが製造されており、メーカーも多様に存在しています。

2)イタリアビールの人気とメーカー

イタリアでのビールの人気は日本はもちろん他国と同じく、キレのよい"ラガービール"が一番人気。

下面発酵で醸造されるピルスナースタイルとも言われ、最も好まれているタイプのビールです。

そして人気があるビールメーカーとして、モレッティ社ペローニ社が上げられます。

ちなみに、ラガービールの前に飲まれていた"エールビール"は上面発酵のビールで、苦みの少ないお酒です。

これは19世紀に入る前までのビールの主流でした。

いまは、全世界で"ラガービール"が好まれて飲まれています。

3)イタリアでも流行っている地ビール

クラフト・ビルワリーともいわれる地ビールが1990年代からイタリアで流行し、2000年代にかなり大きくなりました。

2016年時点でのビール醸造所は1000件を超えており、サブの原料としてブドウや栗などバリエーションの豊富なビールが特徴です。

オリジナリティの高さから他の国々からも参考にされているほど。

日本でも同様ですが、地ビールは地元の方の愛情が大きく注ぎ込まれる飲み物でもあり、観光地に行って飲まない手はないといわれます。

ワインだけではないイタリアのお酒

ワインの聖地としては全世界においても名高いイタリアですが、ビールの世界でも酒の国と言えてしまう力強さを売り出すことができる国でもあります。

合わせて口にすると美味しい料理も沢山あることから、ビール好きには溜まらないのではないでしょうか。

イタリアの新たな感動をビールから感じてみるのも楽しいかもしれません。

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☆イタリア料理のレストランの呼び名と中身

☆イタリアの文化、カンツォーネと休み時間

イタリアのことわざで人間を学ぶ

イタリアの人はとてもオープンなイメージがあります。

前向きでかつ、積極性のある人間性がとても印象深く感じますよね。

そういった人間性を表すイタリアのことわざをご紹介します。

"人"に重きを置くイタリアならではのことわざ

ことわざとは本来、簡潔にした伝文であり人間としての教訓を残していくものとして各国で引き継がれているものでもあります。

日本でももちろんことわざはありますが、基本的に「人との付き合い方」を「失礼のないように」といった面でとらえたものが多いです。

ではイタリアのことわざはどういったポイントに焦点をあてているのか。

とても「イタリアのイメージ」に近いものがありますが、好意のもてることわざばかりですのでぜひとも覚えておきましょう。

美しいものは必ずしも美しくなく、好きなものこそが美しい

「Non è bello ciò che è bello, ma è bello ciò che piace」

評判や他の人の意見などよりも、自分の好みに正直になれということわざです。

自分が愛している人こそが最も美しいんだという、ストレートな愛情が伝わります。

幸せを知るのに、人は若すぎることもなければ、老いすぎていることもない

「Mai si è troppo giovani o troppo vecchi per la conoscenza della felicità」

何才だろうと恋はできる。

というイタリアのオープンな恋愛思想を後押しする、前向きなことわざです。

恋をすることそのものを人間に限らずあらゆる分野に広げて考えてみればこれ以上なく前向きな言葉ですよね。

友に巡り会えた人は宝を手に入れたのと同じ

「Chi trova un amico trova un tesoro」

人そのものを大事にしている考え方がとてもストレートに伝わることわざですね。

友人を大事にすることを大切に伝えていこうとする意志を尊重していることがよく伝わります。

約束を守れば友情は長い

「Patti chiari amici cari」

とても興味深いことわざでもありますが、聞くところによるとイタリア人は少々時間にルーズな人も多いとのこと。

そういった面でも約束を守ったほうが良いよという教訓が含まれているようです。

それっぽいなぁと思いつつも、ほっこりとすることわざでもあります。

心までは命令できない

「Al cuore non si comanda」  

命令で人の心まで動かすことはできないよ、という格言でもあります。

自分の思い通りに人を動かそうとしても心が動かなければ、という自分を戒める観点から"人を尊重すること"を大事にすべきだということわざを残しています。

戒めるための"観点"が非常にイタリアらしいことわざですね。

苦笑いしてしまうことわざ

ここまでは人を大事にして、心を動かす前向きなことわざばかりでした。

しかし、実は前向きではない独特なことわざもあります。

酒とタバコと女は男を破滅させる

「Bacco, tabacco e Venere riducono l’uomo in cenere 」

嗜好品や女性にのめりこむと男性が破滅するという恋愛が盛んであるイタリアならではのことわざです。

何事も程々にしましょうねというアドバイスが見え隠れします。

女は災い

「Chi dice donna dice danno」

オープンな恋愛思考と、きれいな女性のいる国ならではのことわざとも言えます。

余程痛い目を見てしまった男性が生み出したのだろうということが伺えますね。

手前勝手に動いた際に、たまたま女性がきっかけとなれば出てきそうな言葉でもありますが、あまり常用をすることはないでしょう。

悪い友とつき合うより孤独の方がまし

「Meglio soli che male accompagnati」

寂しくても信用することもできないような悪い人とつき合うくらいなら、孤独でいたほうがましであるということわざです。

こちらも、これまでの"人を尊重する"ことわざとは真逆の"自分を大事にする"ことわざです。

ただし、何もおかしなことはなく「人を見る目が大事である」という点については本当に芯の通ったことわざでもあります。

世界でも有名なことわざ

世界でも有名になっている格言・ことわざがありますので、そちらもご紹介します。

恐らくは聞いたことがあるものばかりなのではないでしょうか。

ナポリを見て死ね

「Vedi Napoli, e poi muori!」

死ぬまでに一度は世界一美しい街、ナポリを見るべきというわかりやすいことわざですね。

軽々しく死のうとするなとも捉えられる名言です。

こちらはドイツを代表する文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテがイタリアに2年滞在した際残した言葉です。

ローマは1日にしてならず

「Roma non fu fatta in un giorno」

地道な努力や積み重ねなくして大成はしないという、超有名なことわざです。

何度も聞いたことがあるという人は恐らく世界中にいるのではないでしょうか。

実際の出典はフランスの古文書であるとのことより、"イタリアのことわざ"としては少々外れてしまいますがとても含蓄のある一言ですね。

すべての道はローマに通じる

「Tutte le strade conducono (portano) a Roma」

手段や方法などが異なっていても、目的すなわち答えは一つであるということわざ。

あらゆる業界における考え方にそのまま応用できるようなことわざでもあります。

通じない手段であれば、「やるべきではないこと」という捉え方もできるため、ビジネスマンほど頭の片隅においておくべき一言かもしれません。

この言葉も、17世紀のフランスの詩人である、ラ・フォンティーヌが書いた『裁判官と修道士と隠者』にある言葉の「All roads lead to Rome.」に基づいて出典されているものです。

イタリアの地名が出てくる名言、ことわざについては"イタリアの素晴らしさ"を人に絡めた他国の文豪が残したものが多いものです。しかし、それだけ魅力を伝えてくる街であったことが伺い知ることができます。

人に重きを置いて自分を大切にすること

様々なことわざがあり、今回はその一部だけ抜粋してご紹介しました。

ただいずれも「人をしっかり見ること」と「自分を大事にすること」に重点がおかれていることがわかります。

ビジネスやプライベート問わず、一つの"参考"としてもイタリアのことわざを覚えておくことも人生をより鮮やかにするきっかけにつながるかもしれません。

<参考>

ネットでイタリア語「イタリアのことわざ」

<こちらもお読みください>

イタリア料理のレストランの呼び名と中身

イタリア料理のレストランの呼び名と中身

イタリア料理といえば様々なものが日本で食べられるようになりましたが、イタリアのレストランの呼び名はどれが

どれを指すものかご存じでしょうか。

昨今では、日本における店名の一つとしてよく見かけることがありますが簡単に中身の意味を知ってみましょう。

イタリア料理のレストラン~種類と違い

近年、日本でよく聞くようになった言葉でもあるのですが実際は何がどう違うのか比べてみます。

実際に日本でそこまで内容が反映されているかは別としても大変興味深いものがあります。

リストランテ(Ristorante)

イタリア料理のレストランとしては、高級料理店の呼び名。コース料理をメインに提供してくる飲食店です。

しかし、現在ではオステリア・トラットリアなどの看板名をつけてカジュアルに売り出すお店が増えてきていること

から簡単に判別しづらくなってきている傾向があるようです。

トラットリア(Trattoria)

よくある家庭的な料理を提供するお店のことです。日本でいえば大衆食堂に位置するレストランの呼び名になります。

自慢の地方料理、郷土料理など地元の人たちに愛されるお店のイメージが強い飲食店の呼び名とも言えます。

オステリア(Osteria)

少し高級な居酒屋というイメージをもつレストランの呼び名です。

ベットラ(Bettola)

食堂・台所の意味であり、オステリアとほぼ同じようなレストランです。

タヴェルナ(Taverna)


こちらはトラットリアとほぼ同じのレストラン。

中には、調理済みの料理を提供する簡易バージョンのお店もあります。

各種専門店の呼び名

ピッツァやパスタ、ワイン専門店といったあたりでそれぞれの呼び名があります。

こちらもよく聞く言葉もあれば、あまり聞かない言葉もあり様々なお店の呼び名になっています。

ピッツェリア(Pizzeria)

言わずと知れたピッツァ専門店です。実際にはもっと様々なものを取り扱っている現状ではありますが、ピッツァの

美味しいお店を探すならこの言葉を探すことは大前提ですね。

スパゲッテリア(Spaghetteria)

パスタの専門店の呼び名です。こちらも日本でよく目にする呼び名ですね。

エノテーカ(Enoteca)

ワイン専門店、および居酒屋の呼び名です。エノテカとも呼ばれます。

日本はあまり見かけない呼び名です。

パニノテッカ(Paninotec)

サンドイッチの専門店の呼び名。

ビレリア(it:Birreria)

ビール専門店、ビールバーの呼び名となります。

日本としてはイタリアのビールというとあまりイメージがありませんが、1859年からビールが飲まれている歴史があります。

かなりピッツァに合うとのことです。

ターヴォラ・カルダ(it:Tavola calda)

店内でも食べることができる総菜屋さんです。

バール(Bar)

カウンターを持つ飲食店です。よくあるお酒の専門店に限らずコーヒー、エスプレッソを含め様々な飲み物を取り扱

うお店でもあります。

カフェテリア(Caffetteria)

イタリアの喫茶店です。バールと混ざった形態のお店も存在します。

実際に掘り下げるともっと深すぎるイタリア飲食文化

ちょっと調べるだけでも色鮮やかで美味しそうなイタリアの食文化。

ビールひとつとっても、深すぎるので掘り下げた内容についてはまたいずれ執筆させていただきます。

<参考>

京都調理専門学校「イタリア料理の歴史と味との深い関係」

<こちらもお読みください>

☆エスプレッソの飲み方・イタリアビジネスマンに学ぶ










エスプレッソの飲み方・イタリアビジネスマンに学ぶ

エスプレッソの飲み方を掘り下げてみましょう。

イタリアビジネスマン達のスマートな1日の1部を取り入れて、

より効率的なビジネスライフを送ってみませんか?

エスプレッソの特徴

エスプレッソとは一言でいえば、濃く成分を抽出したコーヒーのことです。

深煎りで細かくしたコーヒー豆をたっぷりとフィルターに詰めて、お湯を圧力を加えた状態で濾して出来上がります。

デミタスコーヒーという呼ばれ方もします。

エスプレッソの飲み方楽しみ方

一般的にはイタリアビジネスマンは別の記事でも書いたように、短い時間にサッと飲んでしまって終わりという飲み方をします。

元々がとても濃いコーヒーでもあるため、一口二口含めば十分に楽しめるという特徴を活用したものです。

しかし、その一瞬のためにイタリアビジネスマンはわざわざ専門のBAR(カフェ)に足を運びます。

大人の嗜み、そのままで楽しむ

実際には砂糖を入れない、ということではありません。

コーヒーのダイレクトな風味を楽しみたい人はそのまま飲みますが、砂糖を入れる人は入れています。

ただ、出された時点で即砂糖を投入してあっという間に飲んでしまっています。

ほんの少しの時間しか滞在しないにしても、昼時夕方までの一服で時間をかけずに楽しんでしまうことが嗜みのようです。

ダラダラせずにキレよく、という点を自身の動きの他コーヒーにまで絞り込んでいることは非常に特徴的ですね。

コーヒー豆が少ないからこそ生まれた飲み方

元々は18世紀にコーヒー豆不足が起きたことから、ローマでエスプレッソの起源ともいえるデミタスカップが生まれました。

コーヒーの量を少なくして価格を下げることで当座をしのごうとするやり方ではあったのですが、これが当時の市民に大うけ。

そこからどんどん広がっていった飲み方なのです。

ドリップコーヒーと何が違うのか

一般的なドリップコーヒーやサイフォン式のコーヒーなどの"圧力かけないゆっくりとした抽出方法"ではないことが特徴です。

高圧力の独特な抽出方法で他のやり方では出せない濃い旨味を出し切るやり方がエスプレッソの作り方となりました。

この作り方は19世紀に入った辺りで確立された方法で、イタリア中に定番として根付いていきます。

砂糖を加えてもOK!サイドパターンを楽しむ

前述もしていましたが、砂糖を加えてもOKなエスプレッソです。

ただ砂糖を加えた後の飲み方に違いもあるので、ポイントに触れておきます。

砂糖を加えたら軽く溶かすだけ

一気に溶かさないようにしてください。

軽く2、3回かき混ぜてまずはおしまいです。

その状態で楽しんでみてください。

底に残る砂糖も楽しみのひとつ

飲み終わると底に砂糖が残っていますが、これをスプーンですくって口にします。

濃いエスプレッソの香りと砂糖の甘さが絶妙にマッチした"最後の一口"が最高においしいのです。

人によっては、すくわずにミルクを入れて再度楽しむ人もいるそうです。

楽しみつつ仕事へつなげる無駄のなさ

楽しむ時間はとても少ないのに、楽しみ方はとっても濃厚なエスプレッソ。

味わいだけでなく、その1瞬がとても楽しめるのではと思います。

おしゃれでスマートな楽しみ方はイタリアビジネスマンならではとも思えますね。

日本でもエスプレッソを飲むことはできます。

せっかくですので、この記事を読んだ後にエスプレッソを飲みに行ってみてはいかがでしょうか。

<参考>

一般社団法人 国際カフェテイスティング協会ー日本支部(IIAC-Japan)

<こちらの記事もお読みください>

★【仕事の効率化】イタリア人に学ぶ働き方

【仕事の効率化】イタリア人に学ぶ働き方

仕事をより効率的に進めるやりかたとは何でしょうか。

イタリアビジネスマン及び、日本の若手ビジネスマンが多く取り入れている働き方があります。

これをしているかしていないかで、出来上がる仕事の量は恐ろしく変わっていきます。

旧来のやりかただけで満足するのではなく、新しいスタンダードを学んでみませんか?

仕事の効率化ができている人いない人

まずは仕事の効率化ができている人とできていない人について違いに触れていきます。

結果に残る違いを知ることから、目指す目標を決めましょう。

仕事の効率化ができている人

仕事の効率化ができている人は、下記の特徴があります。

効率化ができているからこそ、できている要素です。

仕事の"区切り"の付け方が上手な人が多い特徴があります。

自分から投げるボールは投げておき、報連相の組み合わせの使い方がたくみな人ばかりです。

仕事の効率化ができていない人

仕事の効率化ができていない人の特徴もわかりやすい共通点があります。

実はこちらのタイプの人が多いことが昔からの日本人の特徴でもあります。

昭和の"理屈を覆す、気合の時代"を生き抜いてきたベテランは愚痴は少ないかもしれません。

ただし、他の人がやる仕事の分まで受け持ってしまったりと貧乏くじを引いてしまう人は多いのではないでしょうか。

人とのバランスをどうとるかでもだいぶ変わる仕事の進み方

一概に、仕事を溜めるつもりがなくとも溜まってしまう人も中にはいます。

どれだけやっても、他から仕事が回ってきてしまうような人ですね。

こういった方も総じて「要領が悪い人」の部類に混ざってしまうものです。

仕事は場合によっては「よそにお願いすることそのもの」がお仕事であることも多々あります。

しかし、この他者への依頼ができない方も多数います。

仕事の外注や、他部署への依頼などは自分自身で常に頭を使っていかなければいつまでも仕事は減りません。

そこだけは今回は別問題として、忘れずにいてください。

仕事の効率化する要素はどこからうまれるのか

さて仕事を効率化しようとすると気になるのは、どのような要素が必要になるかですよね。

仕事の効率化を進めるにあたって、イタリア人のビジネススキルを例に学んでみましょう。

1)集中するときと、休むときの濃度を上げよう

決められた時間をだらりと休んだところで、集中力は生まれることはありません。

意識をしていても、集中力の度合いは実はたかが知れているものです。

もちろん、面白いと思うことはその限りではないかもしれませんが、こと「やらなければならない」ことに対しては集中力は途切れがちになってしまう傾向があります。

モチベーションや集中力は、無から生み出されるものではないと考えても差し支えはないかもしれません。

2)ポモドーロ・テクニック

ポモドーロ・テクニックの利用を、日々の業務に取り入れてみることも効果的でしょう。

1ポモドーロ(25分)として、4ポモドーロ終えたら長めの休憩をとるというやりかたです。

長めの休憩は10~30分間、他の隙間休憩は5分のみで行います。

かなり集中して業務に取り掛かれるということで、注目されています。

この方式は、1980年代イタリアのフランチェスコ・シリロによって生み出されたやりかたです。

キッチンタイマーなどを利用することも、針の音が緊張感を生み出すので好ましいとしている人もいます。

3)短めの休憩も濃度を求める

ポイントはエスプレッソ。つまりイタリアのスタンダードコーヒーが有効です。

エスプレッソはその濃さと香り高さが、一気に集中力を高めます。

イタリアのビジネスマンは、他の記事でも書きましたが1分ほどの休憩でもしっかり利用しています。

休み時間の使い方が非常にうまいことは、何より習うべきポイントではないでしょうか。

オンとオフの切り替え方は、ただ心を落ち着ければよいなどという抽象的な方法ではなく、スイッチをどう作るかにかかっています。

スタイリッシュなのは見た目だけじゃないイタリアビジネスマン

自身のスイッチのオンとオフそのものすらも、スマートに進めるイタリアのビジネスマン。

この効率をうまく取り入れることが、令和の日本で必要と思えるビジネステクニックなのではないでしょうか。

最終的な自分時間の確保のためにも、仕事の効率化にチャレンジしていきましょう。

<参考>

さくら中央税理士法人「ポモドーロテクニック」

<こちらの記事もおよみください>

☆イタリアの文化、カンツォーネと休み時間