2021.06.01 [tue]

【仕事の効率化】イタリア人に学ぶ働き方

仕事をより効率的に進めるやりかたとは何でしょうか。

イタリアビジネスマン及び、日本の若手ビジネスマンが多く取り入れている働き方があります。

これをしているかしていないかで、出来上がる仕事の量は恐ろしく変わっていきます。

旧来のやりかただけで満足するのではなく、新しいスタンダードを学んでみませんか?

仕事の効率化ができている人いない人

まずは仕事の効率化ができている人とできていない人について違いに触れていきます。

結果に残る違いを知ることから、目指す目標を決めましょう。

仕事の効率化ができている人

仕事の効率化ができている人は、下記の特徴があります。

  • 滞らせる仕事を持たない(翌日回しの仕事が少ない)
  • 帰宅時間が早い
  • 休み時間が多い

効率化ができているからこそ、できている要素です。

仕事の”区切り”の付け方が上手な人が多い特徴があります。

自分から投げるボールは投げておき、報連相の組み合わせの使い方がたくみな人ばかりです。

仕事の効率化ができていない人

仕事の効率化ができていない人の特徴もわかりやすい共通点があります。

  • とにかく仕事を溜めてしまいがち
  • 帰宅時間が毎日遅い
  • 愚痴が多い

実はこちらのタイプの人が多いことが昔からの日本人の特徴でもあります。

昭和の”理屈を覆す、気合の時代”を生き抜いてきたベテランは愚痴は少ないかもしれません。

ただし、他の人がやる仕事の分まで受け持ってしまったりと貧乏くじを引いてしまう人は多いのではないでしょうか。

人とのバランスをどうとるかでもだいぶ変わる仕事の進み方

一概に、仕事を溜めるつもりがなくとも溜まってしまう人も中にはいます。

どれだけやっても、他から仕事が回ってきてしまうような人ですね。

こういった方も総じて「要領が悪い人」の部類に混ざってしまうものです。

仕事は場合によっては「よそにお願いすることそのもの」がお仕事であることも多々あります。

しかし、この他者への依頼ができない方も多数います。

仕事の外注や、他部署への依頼などは自分自身で常に頭を使っていかなければいつまでも仕事は減りません。

そこだけは今回は別問題として、忘れずにいてください。

仕事の効率化する要素はどこからうまれるのか

さて仕事を効率化しようとすると気になるのは、どのような要素が必要になるかですよね。

仕事の効率化を進めるにあたって、イタリア人のビジネススキルを例に学んでみましょう。

1)集中するときと、休むときの濃度を上げよう

決められた時間をだらりと休んだところで、集中力は生まれることはありません。

意識をしていても、集中力の度合いは実はたかが知れているものです。

もちろん、面白いと思うことはその限りではないかもしれませんが、こと「やらなければならない」ことに対しては集中力は途切れがちになってしまう傾向があります。

モチベーションや集中力は、無から生み出されるものではないと考えても差し支えはないかもしれません。

2)ポモドーロ・テクニック

ポモドーロ・テクニックの利用を、日々の業務に取り入れてみることも効果的でしょう。

1ポモドーロ(25分)として、4ポモドーロ終えたら長めの休憩をとるというやりかたです。

長めの休憩は10~30分間、他の隙間休憩は5分のみで行います。

かなり集中して業務に取り掛かれるということで、注目されています。

この方式は、1980年代イタリアのフランチェスコ・シリロによって生み出されたやりかたです。

キッチンタイマーなどを利用することも、針の音が緊張感を生み出すので好ましいとしている人もいます。

3)短めの休憩も濃度を求める

ポイントはエスプレッソ。つまりイタリアのスタンダードコーヒーが有効です。

エスプレッソはその濃さと香り高さが、一気に集中力を高めます。

イタリアのビジネスマンは、他の記事でも書きましたが1分ほどの休憩でもしっかり利用しています。

休み時間の使い方が非常にうまいことは、何より習うべきポイントではないでしょうか。

オンとオフの切り替え方は、ただ心を落ち着ければよいなどという抽象的な方法ではなく、スイッチをどう作るかにかかっています。

スタイリッシュなのは見た目だけじゃないイタリアビジネスマン

自身のスイッチのオンとオフそのものすらも、スマートに進めるイタリアのビジネスマン。

この効率をうまく取り入れることが、令和の日本で必要と思えるビジネステクニックなのではないでしょうか。

最終的な自分時間の確保のためにも、仕事の効率化にチャレンジしていきましょう。

<参考>

さくら中央税理士法人「ポモドーロテクニック」

<こちらの記事もおよみください>

☆イタリアの文化、カンツォーネと休み時間

この記事の著者

K.Nagumo

イタリア好きなライターとして活動しております!

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